2003.5/9
悩みをしゃべり続けている同乗者に「眠くなってきた」と口を挟むことができず、
信号で速度が緩くなっている交差点近くでふとまぶたを閉じ、ぶつかった。
荷物のないトラックの後ろに当たったのでトラックはナンバープレートが引っ込んだくらいだった。
しかし私の運転していた車は前カバーが山形になり、
目を開けるとカバーが起き上がった状態で前が見えないので何が起こったのかわからなかった。
相手もこちらも、けが人なし。
すぐ警察に通報し、処置のわからない私を自分で事故経験のある同乗者が気づかってくれ、
わからないことはプロに聞くべし、と私も駆けつけた警察官にわからないことは聞きまくった。
さすがに警察官は事故には慣れたもんである。
相手の車種、ナンバー、連絡先を聞き、保険屋さんに電話をした。
相手の方も意外に近くの会社の人で、「車に乗っていると事故はつきものだから」と
快く応対してくれた。
私の車をレッカー移動しているあいだに日が暮れてきた。
だんなさまから私の携帯に電話があった。
「あんた事故ったんか。保険屋さんから連絡があって」
彼になんて話そうか、これが私の難関だと思っていたが、出鼻をくじかれた。
あちゃー、バレてもたんか。
平静を装いつつ、焦りまくる私。
帰ってみると、静かに動揺しているてっちゃんがいた。
こわい。/(|||。>д<) \
「ほんで、どやったんや」
焦りつつ、平静を装う私。
一通り説明をし、晩ご飯を作る。
てっちゃんは食が進まず、自室にこもる。
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翌日の夜の会話。
オット「あんたは元気なんか」
ツマ 「ちょっと戻ってきた」
オット「ということは元気やなかったんか」(・_・)
ツマ 「そうでんがな」( ̄д ̄)==3
オット「 。。。ほんであんたはどんな心理やったんや」
ツマ 「てっちゃんがこんな金遣いの人をわしは嫁さんにしたんかとがっくりきとるんで
シューンとしとるんじゃ。私の元気はてっちゃんに寄るわけなんでっせ 」
オット「ようわかっとるのう」
近くにいる人間の心理は空気を通して伝わるもんなのよ。
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