精神世界  ミーハーの精神世界みてある記 17  京阪神
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2004.3月掲載

近畿 精神世界  第2回 精神世界頭脳場-ずのうば  京阪神 精神世界
今回は、内田さんからの報告です。

みなさま、こんにちは。(こんばんは。)
精神世界頭脳場 世話人 内田康博 です。
よろしくお願いします。

さて、去る3月14日(日)午後2時、大阪中津のメキキサロンにて「第2回 精神世界頭脳場」が開催されました。
参加されたみなさま、ありがとうございます。
参加されなかったみなさま、残念でした。(笑)

残念、といっているだけでは、本当に残念なので、
当日の模様をわたしなりにご報告させていただきます。

ただし、ますます残念になるかもしれません。(笑)

というわけで、以下の通りです。(長文にて、失礼します。)
では、どうぞ。



第2回精神世界頭脳場に参加して

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記念すべき第1回目の集まりでは、愉快で優しい大本教大道場長 出口眞人さんによる最新の知識と深い精神性に満ちた基調講演を軸に、「たまゆら写真展」を同時開催し、濃密で深遠で楽しい時空間を現出した「精神世界頭脳場」でした。

そして西川マヤさんによる「たまゆらのチャネリング」。
参加者のみなさんが、「たまゆらからの声」を自然に受け入れ、心を動かされていました。
目では見えないものを見、耳では聞こえない声を聴く、常識ではとらえきれないことがこれほど当たり前のように存在することに、本当に感動しました。
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さて、「次はいったい何が」、という期待と、「どこへ向かうのか」、という未知への不安と楽しさをめいっぱいつめこんで、第2回の集まりが、3月14日、大阪中津のメキキサロンにて開催されました。

基調講演は関西テレビ放送編成業務部マネージャーの森田誠二さん。
テーマは
「ネイティブアメリカンの儀式に学ぶ叡智 WPPD2004によせて〜」

放送局に勤めるなかで、運命の糸に操られるように、たくさんの子供たちを自然の中に連れてゆく事業に関わり、そのなかで自然の美しさや偉大さを子供たちとともに感じることから、次第にネイティブアメリカンの世界観に興味を持つようになったそうです。

木を伐るときには、木とそれに関わるすべての生命に祈りをささげ、
草を刈るときには草とそれに関わるすべての生命に祈りをささげ、
石を動かすときにさえも、祈りをささげる人々。


45日間の彼らとの生活の中で、ネイティブアメリカンの人々が 祈りと感謝に満たされた深い精神性をもとにした生活を今に伝え、実践しているということを、心の底から感じたのだということが お話のなかから伝わってきました。今現代のわたしたちに、最も欠けているものであり、最も必要としているものです。

ネイティブアメリカンが守り続けてきた精神的な文化、
「所有」ではなく「共有」すること、
彼らの宇宙観を現すメディシンホイール(○に×、島津のマークを45°回転したもの)、

についてのお話などがありました。

そのあと、彼らに伝わる、聖なる七つの儀式のうち、森田さんが体験もしくは見ることのできた 3つの儀式についての実体験をお話いただきました。
ひとつは、小さな丸いテントのなかで行われるサウナのような、スウェットロッジのお話。
もうひとつは、数日にわたってただ一人で山(自然)の中で過ごす、ヴィジョンクエストのお話。
両方とも、森田さん自身が体験し、感じ、思ったことを、その場にありありと見えるように、そのままお話いただきました。
最後のひとつは、サンダンス。4日間踊り続ける過酷な儀式です。 血が流れます。(詳しくは、別の機会に。)見てきた事を、そのままお話いただきました。地球とともに、宇宙の一部として生きる人々のお話でした。

彼らに伝わる祈りの言葉。
HO! MITAKUYE OYASHIN (ホー!ミタクエ オヤシン)
わたしと つながる すべてのものへ
わたしは すべてと つながっている
  という意味だそうです。

ネイティブアメリカンの精神文化にこころをうたれ、儀式に参加するなかで、「自分は、これを伝える役割がある。」という啓示を感じた、とのことでした。
いままでほとんど発表することのなかったこのお話を、メキキ精神世界頭脳場で発表することになったのも、何かの縁を感じるとのこと。
森田さんにとっても貴重な経験になったようです。

当日持参していただいたネイティブアメリカンの楽器、大きなタンバリンのような太鼓と杉の木でできた縦笛。
どちらも、どこかなつかしく、心の深いところに響く音色でした。
太鼓と一緒に、ネイティブアメリカンの唄を披露していただきましたが、唄は、祈りだったのだ、ということを思い出させてくれました。

最後に、森田さんが運営に関わる、「世界平和と祈りの日〜WPPD2004〜」のビデオ(DVD)が上映されました。
ネイティブアメリカンが世界の平和を祈り、1996年にアメリカ大陸ではじめて行われ、毎年夏至の日(6月21日)を選び、2001年からは世界各地の聖地(アイルランド、南アフリカ、オーストラリア)を巡回し、今年は日本の富士の裾野(朝霧高原)で行われるそうです。

この祈りを始め、参加しているネイティブアメリカンたちの姿や、背後に広がる自然を見ていると、淡々とした映像なのに、なぜか、こころの奥底が激しくゆすぶられるのを感じました。グループに分かれてからの自由な対話の中でも、そのあとの懇親会などでのみなさんの感想のなかでも、そんな声を多く聴きました。
だれのこころのなかにもある、ネイティブアメリカンと同じこころが反応しているのだと思います。

懇親会の最後には、ミニ・スウェットロッジ、という気持ちで、みんなで輪をつくり、お互いを、地球を、宇宙を感じる時間を持ち、濃密な時間の締めくくりとしました。


せかいへいわといのりの日 http://www.wppd2004.org/
World Peace & Prayer Day---北米先住民のメッセージをきっかけとして、世界の先住民をはじめ多様な民族が日本列島に暮らす私たちとともに集い、地球に脈々と流れる大地の力としっかりとつながり、思いやりといたわりの心で、一人ひとりが歩んでいく始まりになることを目指しています。

2004 年 6 月 21 日、富士山で、そして各地の聖地に集い、地球の癒しと世界の平和のために、心をひとつに大きな輪をつくりませんか?


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2次会には、森田さん行きつけの「チャクラ」(大阪・北浜)という古い民家を改装した味わい深いお店に行きました。
ベルギーのビールと、カレーが絶品でした。
このお店では、たわいもない会話のなかで、なぜか、心の底からおさえきれない笑いが唐突にこみ上げてくる、という不思議な体験を共有しました。
あんなに笑ったのは、子供のとき以来ではないかと思います。
あー、おなかが痛かった。(笑)

というわけで、第2回精神世界頭脳場の体験報告でした。

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次回(5月)は「あらゆるものの声を聴くことができる」西川マヤさんによる基調講演の予定です。
これは、絶対、参加しないと損です。損とか得とかの問題ではありませんが。
詳細は、後日発表されます。先着順になるかとおもいます。
では、皆さんのご参加をお待ちしております。


(ひとりごと)………………………………………………………………………………………

いやー、精神世界頭脳場、関西で立ち上がって、ほんとによかった。(注;京都在住なので。)

それにしても、東京や遠くのひとたちは、残念だねー。(優越感。笑。)

でも、今度の西川マヤさんのおはなしは、東京から来ても、価値があると思うなー。(親切=おせっかい。)

でもまー、あんまり人が集まりすぎてもなー。(自分勝手。独占欲。笑。どうぞ、ご遠慮なく!)

ぶつぶつ、、、、(笑)


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(おわり)

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